尼崎市立地域研究史料館

史料館について

平成10年度地域研究史料館事業報告『地域史研究』第29巻第1号(通巻第85号)掲載稿を一部修正

史料の収集・整理・公開

平成10年度も引き続き、尼崎地域の歴史に関連するさまざまな史料の収集・整理・公開に努めました。その結果、古文書・近現代文書類約8,000点、地方史誌等の刊行物約3,000冊をはじめ、多くの史料を新たに整理・公開し、利用に供することができるようになりました。史料館収蔵史料の概要については、以下のページをご覧ください。

地域研究史料館収蔵史料(平成11年3月末現在)

新たに公開した古文書・近現代文書類のうち、おもなものとしては、浜国民学校の戦時疎開に関する史料をはじめとする藤田浩明氏文書(248点)、水堂村の庄屋・戸長家文書である松井重輔氏文書(153点)、善法寺村庄屋・小田村村長家の文書である太田善夫氏文書(4,847点)、道意新田の橋本治左衛門氏文書(3)(659点)、金楽寺村庄屋家文書である田中利治氏文書(1,685点)などがあります。
これらのうち、藤田浩明氏文書、太田善夫氏文書、田中利治氏文書は、『地域史研究』の誌上レファレンスのコーナーで内容を紹介しました。また、橋本治左衛門氏文書(3)のうち「慶応元年武庫川切れ洪水記録」を、寺田匡宏氏が『地域史研究』第28巻第3号に史料紹介しています。
これら史料の利用相談(質問、調査へのレファレンス・サービス等)および、利用者による史料複写実績は以下のとおりです。

平成10年度利用相談
合計 来館 電話 その他
1,087件 719件 345件 23件
1,301人 923人 354人 24人
平成10年度史料複写
件数 枚数
464件 16,222枚

阪神・淡路大震災関連文書・資料の収集・保存

史料館による史料の収集・保存のうち、平成10年度、特に位置付けて実施したものに、阪神・淡路大震災関連文書・資料の収集・保存があります。
震災資料の調査・収集については、のちにふれる新市史編さんのなかの震災体験聞き取り調査とも関連付けながら、以前から実施してきました。これについて、平成10年度は、尼崎市役所の各部局の作成・保管する震災関連文書・資料等を対象に、調査と収集を行ないました。
市役所の作成・保管する震災関連文書・資料については、すでに平成7年6月と8年7月の2回にわたって、企画局および市の震災記録編纂委員会による保管状況調査が実施されており、これにもとづいて、これら文書・資料を記録編さんに活用するとともに、将来に向けて保存するようにという通知が行なわれていました。平成10年1月に、『阪神・淡路大震災 尼崎市の記録』が発行されたのにともない、6月に史料館があらためて保管状況調査を行ない、所管の側で史料館への移管を希望するものについて移管を行ないました。これにより、文書・図書・写真など全庁内の対象点数2千点以上のうち、300点あまりを史料館で引き取りました。残りの文書・資料についても、今後毎年保管状況調査を行ない、必要に応じて史料館に引き継いでいこうと考えています。
なお、保存年限が付与されている文書管理上の公文書簿冊は、前記の調査・収集とは別に、例年の公文書廃棄時の選別作業に従って、必要なものを史料館で保存していくこととなります。
被災地全般における震災の記録化と資料保存も、大きな課題となっています。史料館としては、兵庫県ほか被災市町が設立した(財)阪神・淡路大震災記念協会や、神戸大学内における学際的な取り組みである「神戸大学震災資料についての研究会」など、さまざまな機関・団体との情報交換、連携に努めながら、この課題に取り組みました。

新「尼崎市史」編さん事業

新「尼崎市史」編さん事業は、平成8・9年度に策定した事業計画にもとづき、平成10年度からはいよいよ本格的な調査の実施段階に入りました。これにともない、編さん事業の体制も次のとおり整備しました。
まず、平成8・9年度には地域研究史料館専門委員3人と新市史アドバイザー2人によって、計画の検討と策定が行なわれましたが、アドバイザーを廃止し、専門委員5人の体制となりました。平成10年度の専門委員は次のとおりです。

山崎隆三 大阪市立大学名誉教授、名城大学名誉教授、日本近世・近代史
田中文英 大阪女子大学名誉教授、仏教大学文学部教授、日本中世史
横田冬彦 京都橘女子大学教授、日本近世史
岩城卓二 大阪教育大学助教授、日本近世史
佐賀朝 関西大学・相愛大学講師、日本近代・現代史

次に、専門委員代表・副代表と、事務局である市の助役、教育長、総務局長からなる新尼崎市史編集委員会を設置しました。事業の基本計画その他、重要な事項については、この委員会で審議していきます。
また、専門委員の指導のもと、史料館とともに実際の調査にあたる調査員を、調査分野・内容ごとに委嘱しました。平成10年度中に順次委嘱し、最終的に調査員は11人となりました。
こういった新たな体制のもと、従来から取り組んできている各分野の聞き取り調査、史料調査などにくわえて、編さん事業全体の年次計画化、図説およびテーマ別叢書の内容・目次の検討、聞き取り報告書の様式や聞き取り成果公表の諾否確認方法などについて、検討を行ないました。
実施した会議および調査の概要は、次のとおりです。

新尼崎市史編集委員会 1回
専門委員会議 6回
専門委員・調査員合同会議 1回
時代別ワーキング作業 3回
聞き取り調査 25件32回
内訳 農業史 12件13回
旧城下町 3件6回
戦争関係 2件3回
商店街 2件2回
公害 1件1回
震災 4件6回
政治史 1件1回

これらのうち、阪神・淡路大震災の被災体験の聞き取り調査については、『地域史研究』第28号第2巻に、菅祥明調査員による報告を掲載しました。
このほか、史料所在調査や収集なども随時実施しました。このうち特に成果があったのは、早稲田大学図書館所蔵服部文庫中の、尼崎藩関係史料の調査でした。史料館への協力者である大国正美氏の教示によるもので、早稲田大学が所蔵する服部家の文庫のうち、尼崎藩の儒者であった服部元雅(小山)・服部元済・服部元彰の関係史料中に、尼崎藩に関するものが豊富に含まれていることがわかったものです。幕末から明治維新期の尼崎藩の動向に関する貴重な史料も含まれていて、点数が膨大であるので、今後年次計画をたてて調査を継続しながら、早い時期に中間的な成果公表も行ないたいと考えています。

『尼崎市史』を読む会

『尼崎市史』を読む会は、第2巻を読み進んでいる例会を中心に、次のとおり実施しました。

例会

引き続き、市立中央図書館セミナー室を会場に、毎月第3木曜日午後6時から7時30分まで開催しました。第39回から第50回まで12回開催し、参加者は延べ325人でした。テキストの『尼崎市史』は、第2巻第5章第5節の2から第6節の5(496~825頁)まで読み進みました。
例会では、史料館職員が『尼崎市史』の解説を行なったほか、ほぼ3回に1回の割合でゲストスピーカーを招いて、例会で学んでいる時代やテーマに関連した講演をいただきました。ゲストスピーカーの方々には、全員ボランティアとしてご協力いただきました。

ゲストスピーカー
第40回(平成10年5月例会)
酒井亮介氏(大阪市中央卸売市場資料室)
「大坂雑喉場〔ざこば〕(魚市場)と尼崎の漁師」
第43回(平成10年8月例会)
奥村弘氏(神戸大学文学部助教授、史料ネット代表幹事)
「被災史料が語る地域の近代-尼崎藩大庄屋岡本家文書から」(講演録を『地域史研究』第28巻第2号に掲載)
第46回(平成10年11月例会)
明尾圭造氏(芦屋市立美術博物館学芸員)
「芦屋市域における尼崎藩領-三条村の被災史料をもとに」
第48回(平成11年1月例会)
山内章三郎氏(尼崎の近世古文書を楽しむ会メンバー)
石井進氏(同前)
「武庫地区時友村古田家文書にみる地域の歴史」

見学会

平成10年度も、世話人会のメンバーが中心となって見学会を企画立案し、実施していただきました。

第9回
平成10年5月9日(土)午後0時50分~5時 参加者40人
阪急園田~東園田町会会館~白井神社~武田勝親墓~船詰神社~猪名川自然林~農業公園(元文五年洪水供養碑ほか)
第9回見学会は、地元の郷土史の会である「猪名の会」の松田佑さんと、猪名川自然林保存運動に取り組んで来られた「猪名川の自然と文化を守る会」の細川ゆう子さんのご協力をいただいて実施しました。見学会の内容については、協力者お二人による紹介原稿を『地域史研究』第28巻第3号に掲載しています。
第10回
平成10年11月14日(土)午後0時30分~4時 参加者27人
JR立花~七松八幡神社~興禅寺・松原神社(浜田川水論死者墓碑)~琴浦神社~大庄地区会館~大庄公民館(旧村役場)~西素盞嗚神社~雉が坂伝説地~楠霊神社~阪神武庫川駅
地元の浜田会の皆さんの参加・協力も得て、実施しました。
第11回
平成11年3月27日(土)午後0時15分~3時30分 参加者14人
阪神香枦園駅~辰馬考古資料館~大谷美術館~大楠公戦跡碑~金津山古墳~打出天神社~富田砕花旧家~谷崎潤一郎記念館~ぬえ塚~芦屋浜公園~阪神芦屋駅

夏休み・城跡地見学企画

平成9年度に、世話人会による夏休み企画として、児童・生徒と保護者を対象とした尼崎城跡地見学会を2回にわたって実施しました。平成10年度もこれに引き続いて、尼崎城跡地見学会と塚口城跡地見学会を1回づつ実施しました。それぞれボランティアの講師をお招きして講演会をセットし、その前後に城跡地を見学しました。

尼崎城跡地見学会
平成10年8月8日(土) 午後2時~4時30分
参加者57人
講師 堀田浩之氏(兵庫県立歴史博物館学芸員)
「尼崎城の形を探る」 於市立中央図書館セミナー室
塚口城跡地見学会
平成10年8月22日(土)午後0時~2時30分
参加者55人
講師 角田誠氏(城郭懇話会会員) 於公民館宮前分館

平成10年度の見学企画を終えての反省としては、大人と子供の両方を対象として実施したところ、どちらかというと大人向けの通常の見学・講演会風の内容となったので、子供向けに徹底したほうがよいのではないか、という意見が出されました。

第一巻分科会

平成9年度に引き続き、毎月第1金曜日午後6時~8時、市史を読む会の第一巻分科会を地域研究史料館にて開催しました。尼崎市教委の田中勇氏をチューターとして12回開催し、参加者は延べ76人でした。

その他

平成10年度中、「市史を読む会ニュース」を第32号から第38号まで7号発行しました。また世話人会を第10回から第12回まで3回開催し、例会や見学会等のプランについて、協議していただきました。
また、11月28日(土)午後6時~8時、総合文化センター8階の会場を借りて、会員有志による講演と会食の夕べ「田辺眞人先生と語るあまがさきの街角学」を開催、参加者は24人でした。参加メンバーのそれぞれが、自らが学んでいる歴史のテーマ・内容や、それを街づくりなどに活かしていくことへの抱負などが紹介され、田辺眞人さんを囲んでの会食は大いに盛り上がりました。今後も何らかの形で、こういった場や人のつながりを育てていきたいと考えています。

尼崎の近世古文書を楽しむ会

同会は、地域研究史料館が保存・公開する尼崎関係の近世古文書をテキストにして、近世のくずし字の読解に習熟することと、地域の近世史に親しむことを目的としています。会は、平成8年度に史料館が開催した近世古文書入門講座の参加者を中心に出発し、参加者が自主的に運営しています。例会の読解指導には、前年に引き続き、市内在住の近世古文書研究家・野市勇喜雄さんに、ボランティアの講師としてご協力いただきました。例会会場の史料館会議室がせまく、1回の参加者は12、3人に限られますが、例会中にも史料館の参考書籍を利用したり、随時館員へ質問することなどもでき、喜ばれています。毎回満席に近い状態ですが、少人数なだけに指導が行き届き、相当の経験者とともに初心者の方も一緒に読解を進めています。
平成10年度は、月曜日と金曜日の例会を前年度と同様に開き、さらに年度の初めに史料館専門委員による講演と質疑の時間をもちました。講演は、テキストの古文書の歴史的背景や意味などについても知りたい、との例会メンバーから希望があって実現したものです。例会メンバー以外にも参加を呼びかけました。

講演と質疑
平成10年4月12日 1回開催 22人
講師
岩城卓二史料館専門委員(大阪教育大学助教授)
講演
「時友村古田嘉章〔よしあき〕氏文書を読んで」
於市立中央図書館セミナー室
日曜コース 第2・第4日曜 23回開催 延237人
金曜コース 第2・第4金曜 23回開催 延228人
小計 46回開催 延465人
合計 47回開催 延487人

平成10年度のテキストは、時友村古田嘉章氏文書(史料館寄託)のうちの「諸事留め控え帳」と、尼崎藩松平氏領上ガ原新田(西宮市)医師甲原家文書(宝塚市、甲原昌子氏所蔵)、尼崎藩戸田氏時代の古文書「(仮題)寛永六年都賀荘・徳井荘奥山境目傍示につき以後異論なき旨差し入れ書」を取り上げました。
「諸事留め控え帳」は前年度から引き続き読み進めている史料で、江戸幕府・大坂町奉行所や尼崎藩から村々に回達された触れ書、時友村から藩や大坂町奉行所に提出した願書等の控えを記録した帳面です。天保から明治期にかけての13冊が残されているうち、平成10年度に解読したのは、日曜コースが嘉永3年(1850)から文久3年(1863)、金曜コースが弘化4年(1847)から嘉永3年でした。解読文は日曜コースで解読した時期のものが新たに作成されました。
岩城専門委員の講演では、触れ書や村からの願書などを記録した「御用留め帳」が村々に備えられるようになる時期が元禄・享保期(17世紀末~18世紀初め)であること、触れ書が通達されるルートは幕府・大坂町奉行所・尼崎藩それぞれの触れ書で異なること、村から村への触れ書の回し方その他について、前年度の解読成果を具体例に取り上げて話していただきました。
甲原家文書は、所蔵者の姪にあたる島原典子さんが内容解読の相談に来館されたことを契機にテキストとして使用させていただきました。「他見無用之事 甲原家秘書」と表紙に記された横帳には、医師甲原修斎が尼崎藩に金百両を献上して村の御用金献上時の加判の役目などを免除して貰った経緯が記されています。尼崎藩の財政が逼迫していた幕末期、甲原氏は御用金献上など藩関係の御用で頻繁に呼び出され、村内の病人の治療もほとんどできないほどでした。そんな状態にたまりかねて家老・用人に内々相談し、献上金を条件に役目の免除を許されたのでした。
このテキスト解読には、相談に来られた島原さんや所蔵者ご自身も参加され、近世の地域史に興味が広がった島原さんは、その後も例会に出席されています(この間の経過については、『地域史研究』第28巻第2号掲載、島原典子「史料館は宝塚より楽しい」参照)。例会メンバーには、村方の行政文書とは違った流麗な筆跡が好評でした。
寛永6年(1629)の文書も例会メンバーの知人宅の古文書でしたが、17世紀当時の尼崎藩領の村方文書が非常に数少なく、また、当時の字体の文書を読むことのできる貴重な機会としてテキストに取り上げました。
楽しむ会で作成した解読文は、新「尼崎市史」への活用をはじめ、今後の調査研究に活かしていく予定です。

尼崎戦後史聞き取り研究会

尼崎戦後史聞き取り研究会は、尼崎および阪神地域の戦後史の聞き取りや現代史研究に関心を持つメンバーからなる研究会です。平成8年9月に結成され、会員は20数人。歴史学や地理学、民俗学などの研究者、大学院生、史料保存機関職員や団体史編さん担当者、現代史に関心を持つ市民など、さまざまなメンバーが集まっています。地域研究史料館を会場に月1回のペースで、毎回10人程度が集まって研究会を続けています。
例会は主として、各会員が取り組む調査について報告と意見交換を行なう形で進めています。新市史の調査の一環として進めている農業史や震災体験の聞き取りについて、史料館職員や調査員が例会で報告するなど、史料館事業とも連携しながら会の取り組みを進めています。
この研究会の会員有志が、西淀川公害裁判の訴訟団などを主体に設立されたあおぞら財団・公害地域再生センターの市民研究助成を得て、平成9年10月から取り組んでいた尼崎地域の公害資料の保存と記録化に関する調査研究は、平成10年9月に一応終了しました。この調査研究では、尼崎地域の公害に関する文献・資料の所在調査や公害資料の整理、聞き取り調査、フィールドワークなどを実施しました。なかでも作業の中心となったのは、尼崎公害患者・家族の会資料830点(25箱)の仮整理、目録作成作業でした。この資料は、平成7年の阪神・淡路大震災によって尼崎公害患者・家族の会の事務所が被災し、当面の会の運営に必要な資料以外は廃棄せざるを得なくなったため、震災被災史料保全活動の一環としてボランティアの手で資料が運び出され、史料館で保管しているものです。今回の整理作業により、この資料群の仮目録を作成することができました。
今回の助成研究は一応終了しましたが、あおぞら財団や尼崎の患者会などでは、引き続き公害被害に関する資料の整理保存や記録化を組織的に進めていく予定です。戦後史聞き取り研究会との連携によって、こういった取り組みの成果があがっていくことが望まれます。

市民団体、歴史学会等との連携・協力

平成10年度も引き続き、歴史を学び保存する、尼崎地域でのさまざまな団体・個人による取り組みや、公民館等市役所内各部局からの依頼に対する、講師派遣・紹介等の協力を行ないました。このうち「猪名荘遺跡を学ぶ会」については、『地域史研究』第28巻第3号掲載の樋口恵子氏による「猪名荘遺跡を学ぶ」をご参照ください。
また、震災被災史料保全活動をはじめ、歴史を学び保存する地域での取り組みへの支援を続けるボランティア団体・史料ネット(阪神大震災対策歴史学会連絡会・歴史資料ネットワーク)とは、引き続きさまざまな分野での連携・協力関係を継続しました。
歴史学会との連携・協力という点では、地方史研究協議会による第50回大会準備研究会の尼崎での開催がありました。これは、全国レベルの地方史の学会である地方史研究協議会が、第50回大会を平成11年10年に堺市で開催するにあたって、大阪および周辺地域で準備研究会を開催していく一環として、平成11年2月28日(日)に尼崎で開催したものです。この企画については、立案・準備・実施の各段階にわたって史料館が協力しました。実施されたプログラムは次のとおりで、参加者は約40人でした。
なお、このうち午後の研究会での報告・討議内容については、次号以降で『地域史研究』に掲載することを検討中です。

平成11年2月28日(日)
午前10時~12時 巡見
櫻井神社にて
近藤泰教〔やすみち〕宮司からのあいさつ
織田正男氏筆・持参の尼崎ほか城下絵図の実見
巡見
櫻井神社~城内小学校・中学校~開明小学校~寺町
案内
青手木正氏、下中俊明氏、松藤政治氏(市史を読む会)
午後2時~5時 研究会
於総合文化センター7階会議室
テーマ
「西摂地域近世史研究の課題」
司会
横田冬彦氏(京都橘女子大学教授、史料館専門委員)
報告者
岩城卓二氏(大阪教育大学助教授、史料館専門委員)
「畿内・近国論における尼崎藩の位置付け」
石川道子氏(伊丹市立博物館調査員)
「武蔵国忍藩阿部氏の上方飛地領」
大国正美氏(神戸深江生活文化史料館副館長)
「近世大坂と兵庫津の流通と統制」
奥村弘氏(神戸大学文学部助教授)
「日本近代社会形成における「西摂地域近世史研究の課題」について」