2007年

平成19年より転送)
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』
世紀:20世紀 - 21世紀 - 22世紀
年表 10年紀:1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
周辺の年:2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年

平成19年

  • 1月30日 - 西向島町で、物流施設の開発・運営会社プロロジスが建設していた大型物流施設「プロロジスパーク尼崎」の竣工記念式典が行なわれた。
  • 1月31日 - 尼崎市が、新「尼崎市史」編集事業(尼崎市制80周年記念振興事業)の一環として、尼崎市制90周年記念の『図説 尼崎の歴史』(上下巻、尼崎市立地域研究史料館編)を刊行した。
  • 1月 - 現代演劇の戯曲を公募する「近松賞」初の大賞受賞作品「元禄光琳模様」(2003年第2回近松賞選考の結果受賞)が、兵庫県立尼崎青少年創造劇場(通称ピッコロシアター)において18日から21日まで上演された。
  • 2月 - 尼崎市は2006年10月に全面施行された障害者自立支援法にもとづき、平成18~20年度を計画期間とする「尼崎市障害福祉計画(第1期)」を策定した。
  • 3月22日 - 尼崎市は、東光寺の板碑「阿弥陀坐像板碑・地蔵立像板碑」と市所蔵の「銀拾匁札版木」(尼崎藩札の版木)を、市指定文化財に指定した。
  • 3月24日 - 神戸市-大阪府間の都市計画道路である山手幹線(山幹通り)の戸ノ内町-神崎町間1.3キロが完成し、記念式典が催された。この工区の事業で尼崎市域の約7.5キロが完成し、3月26日から供用が開始された。
  • 3月 - 尼崎市は「地球温暖化対策の推進に関する法律」にもとづく計画として「尼崎市地球温暖化対策地域推進計画」を策定した。
  • 4月1日
    • 尼崎市中央卸売市場が地方卸売市場に転換し、尼崎市公設地方卸売市場と改称した。
    • 旧城内中学校を仮校舎としていた市立成良中学校が、西長洲町の育英中学校跡地の新校舎に移転した。
    • 兵庫県立阪神養護学校が兵庫県立阪神特別支援学校と改称した。
  • 4月2日 - 尼崎市立地域研究史料館が、1996年に刊行した『尼崎地域史事典』をもとに構築したWeb版尼崎地域史事典『apedia』を公開し、運用を開始した。
  • 4月15日 - 尼崎市は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた築地地区の復興事業にめどが付いたため、築地公園に設置した「築地震災復興まちづくり記念碑」の除幕式を開催した。隣接する初嶋大神宮では、阪神淡路震災御社殿復興竣功奉告祭・奉祝祭が執り行なわれた。
  • 4月
    • 尼崎運河が、国土交通省による運河を核とする魅力ある地域づくりの取り組み「運河の魅力再発見プロジェクト」の実施対象として認定された。
    • 尼崎市は、2000年策定の「尼崎市男女共同参画プラン」をふまえて、男女共同参画社会基本法及び尼崎市男女共同参画社会づくり条例にもとづき、平成19~23年度を計画期間とする「尼崎市男女共同参画計画」を策定した。
  • 5月8日 - 中皮腫により死亡したクボタ神崎工場周辺住民2人の遺族が同社と国に損害賠償を求める兵庫尼崎アスベスト訴訟が、神戸地方裁判所に提訴された。
  • 5月27日 - 英知大学が聖トマス大学と改称した。
  • 6月16日 - 東海岸町で国土交通省と兵庫県が整備を進めていた、阪神間初の水深12m岸壁が整備された「尼崎西宮芦屋港多目的国際ターミナル・北バース」が完成し、供用開始式が行なわれた。
  • 6月23日 - 尼崎市内の県道で泥酔した男が運転する車が歩行者・タクシーに衝突し、3人が死亡した。同年12月19日、この事件について神戸地方裁判所尼崎支部が、交通事故では過去最も重い懲役23年の判決を下した。
  • 6月28日 - JR福知山線脱線事故について航空・鉄道事故調査委員会は、運転士のブレーキ操作の遅れが事故の原因と認定し、背景要因としてJR西日本による日勤教育などの運転士管理上の問題を指摘する報告書を国土交通大臣に提出した。
  • 6月 - 松下電器産業(2008年にパナソニックと改称)が末広町2丁目の尼崎工場敷地内に建設した国内第四工場が稼働を開始した。
  • 7月1日 - 「中皮腫・アスベスト疾患 患者と家族の会」尼崎支部の事務所が患者・遺族が受け取ったクボタからの救済金の一部により設置され、「尼崎労働者安全衛生センター」との共同利用施設兼、アスベスト健康被害の相談窓口や交流の場として長洲中通1丁目に開設された。
  • 7月6日 - JR尼崎駅前の複合施設「アミング潮江」に模型や鉄道グッズを扱う5つの専門店からなる「ホビスタ」がオープンし、日本最大級の鉄道模型ジオラマが人気を呼んだ。
  • 7月31日 - 尼崎市役所開明庁舎(旧開明尋常小学校校舎)が登録有形文化財として登録された(小学校(本庁地区))。
  • 7月 - 尼崎市は、より良い地域社会、暮らしやすいまちの実現に向け、市民・行政が一緒になって取り組むための指針として「協働のまちづくりの基本方向~きょうDOガイドライン~」を策定した。
  • 8月29日 - 1977年琴秋閣を会場として第1回が開催され、1979年に琴秋閣が取り壊された後は総合文化センターに会場を移して定期的に開催されてきた桂米朝一門の尼崎落語研究会が、30周年記念の回として第182回を開催した。
  • 9月29日 - 第1回「うんぱく~尼崎運河博覧会~」が、兵庫県・尼崎市・市民団体・企業等が構成する尼崎21世紀の森づくり協議会とNPO法人尼崎21世紀の森の主催により開催された。
  • 9月 - 尼崎市は、公立保育所の適正規模などを定め、民間移管を計画的に推進する「公立保育所の今後の基本的方向」を策定した。
  • 10月1日
  • 11月3日 - 尼崎ボランティア・ガイドによる初の公式ガイドツアーが実施され、公募参加者約100人を対象に寺町界隈を案内した。
  • 11月30日 - 経済産業省は日本の産業近代化を支えた全国575か所の建造物や機械などを「近代化産業遺産」に認定したと発表し、市内ではユニチカ記念館や東洋精機本館事務所などが「阪神工業地帯発展の歩みを物語る」遺産群として認定された。
  • 12月1日 - 神戸港、大阪港、尼崎西宮芦屋港が統合され「阪神港」が誕生し、入港船舶にかかる税金等の港湾コストが軽減されることになった。
  • 12月19日 - 同年6月23日に尼崎市内の県道で発生した、泥酔した男が運転する車が歩行者・タクシーに衝突し3人が死亡した事件について、神戸地方裁判所尼崎支部が、交通事故では過去最も重い懲役23年の判決を下した。