法園寺(寺町)

ほうおんじ(てらまち)
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  寺町にある浄土宗・知恩院末の寺院、山号は恵光山。院号は謝徳院。「尼崎志」は玉蓮社勝誉恵光法園(1561年・永禄4没)開基としている。中世には別所町にあり、近世尼崎城築城にともない元和年間(1615~1624)に寺町へ移転したと考えられる。境内には、領国肥後での失政を羽柴秀吉に責められ1588年(天正16)閏5月14日に尼崎で切腹した佐々成政の墓がある。

執筆者: 地域研究史料館

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