興禅寺

こうぜんじ
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

  浜田字北居地(現浜田町1丁目)にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は護国山。「明治12年寺院明細帳」(『地域史研究』第7巻第1号)には1190年(建久元)栄西開基とある。また『大庄村誌』には元禄年間(1688~1704)に盤珪再開山、圭道創建、慧玕中興、明和年間(1764~1772)に淵室再建とある。同書によれば、同寺大聖勧喜天尊は浜田聖天と称し、かつては遠く播但地方からも参詣者が多かったという。室町時代後期、16世紀中頃の制作と推定される木像達磨大師坐像を所蔵している。

執筆者: 地域研究史料館

  2013年(平成25)3月27日、同寺所蔵の木像達磨大師坐像は市指定文化財に指定された。

執筆者: apedia編集部

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