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◆○◆○「あの頃の尼崎」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.15−2○◆○◆○

by ブログ管理者

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古写真や絵はがきなど、史料館が架蔵している近現代の
ビジュアル史料を紹介するシリーズ「あの頃の尼崎」。

昨日の写真は、大正12年(1923)12月9日に武庫川東堤防
で行われた阪神国道改築工事・第2期武庫川改修工事の起
工式の様子を撮影したものです。
大正8年には尼崎市にも自動車が初めて登場しますが、
第1次世界大戦をへた当時、自転車・荷馬車などの交通量
が増加していました。ところが、この頃の国道の道幅は
広いところでも3間(約5.4m)程度しかなく、大正7年末
頃から兵庫県は大阪府とともに政府に改築をはたらきか
けていました。大正8年に改築工事に対する国庫補助が
決まり、翌年にはルートも決定して、ついにこの日、工
事開始を迎えたのでした。
2枚目は、舗装工事のため特別に用意された砕石工場の
様子です。『阪神国道改築工事概要』によれば中央に据
えられた砕石機のモーターは25馬力、一日約8立方坪
(約4万8千リットル)の処理能力がありました。工事
の開始を記念して撮影されたのでしょうね。
新しい国道は3年後の昭和元年(1926)12月25日に開通
します。改築工事の状況や武庫川の改修工事については
改めてご紹介できればと思います。


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