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『軌跡の小片 事業家杉山平一をたどる』/おすすめ本コーナーより

by ブログ管理者

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高名な詩人・故杉山平一氏に、尼崎で工場経営に携わら
れた時期があったことをご存じでしょうか。
平一氏の父・杉山黌一(こういち)氏が長洲に創業した
尼崎精工は、戦時中は軍需工場として生産規模を拡大し、
戦後はアマコー電機と名前を変え家電製品を製造してい
ました。平一氏が経営に携わったのは戦後復興期、経済
が混乱するばかりでなく戦後民主化のなかで労使関係が
一変し、ずいぶん苦労されたことを著書『わが敗走』
(編集工房ノア、1989)に書いておられます。
今回紹介するのは、こういった平一氏の事業家としての
紹介する1冊。尼崎市内在住で、大阪文学学校の詩・エッ
セイクラスに学ばれた中村廣人さんが、みずから調べて
著された著作です。
関心のある方は、どうぞ史料館で閲覧してみてください。

なお、本年10月刊行予定の市制100周年記念新「尼崎市史」
に、この尼崎精工で戦時中多くの聾唖(ろうあ)者の方々
が軍需生産に従事していた事実を紹介する、大矢暹(すす
む)さん(特別養護老人ホーム淡路ふくろうの郷施設長)
のレポートを掲載する予定です。


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