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◇●◇●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.20-1◇●◇●◇

by ブログ管理者

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 前近代史料をご紹介しながら、尼崎市域のまちの歴史
を振り返りつつ時空を超えたバーチャル「旅」をしてし
まおう!というこの企画。
今回ご紹介するのは、西武庫村の高寺秀典氏文書(尼崎
市立地域研究史料館蔵)のうちから、端午の節句と祝い
の行事についての史料を紹介します。高寺家は近世にお
いて代々西武庫村の村役人を、近代に武庫村の村長を勤
めた家です。
 さて、江戸時代は子どもの教育・成長に関心が強まり、
一般の人々の間にもその成長を祝う行事が広まっていっ
たことで知られています。今回の主役は高寺寅之助。文
政13年(1830)2月20日の午後2時ごろ、母親の実家、明石
で産まれました。
 安産だったようで、祝いとして父親方から明石の実家
へ綿入・襦袢などの産着とともに母親への見舞いとして
「鯛・生貝」などの海産物が届けられています。
 西武庫村44軒には、祝い餅の振る舞いがある一方で、
菓子・鯛・守袋・赤飯等多くの祝儀の品が高寺家に届き
ました。
 写真は寅之助の初節句の祝いについてまとめられた
帳面です。月日を見ると「四月吉日」となっています。
そして実際の帳面の書き起こしは4月3日でした。5月5
日のまで1ヶ月以上もあり...


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