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幻の尼崎銘菓!? 「ランキン」〜『尼崎今昔物語』より〜(その1)

by ブログ管理者

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本日は、『尼崎今昔物語』に紹介されている尼崎藩主・
桜井公の愛好したという「幻の」尼崎銘菓、「ランキ
ン」についてご紹介します。
『尼崎今昔物語』(萬有社発行、昭和12年/伊藤靖発行、
昭和39年復刻・再版)の著者の畠田繁太郎は明治2年
(1869)生まれ。近代化著しい尼崎で、消え去り忘れら
れようとしている旧来の尼崎町を記録に、と記された一
冊です。ここに「ランキンと尼薯(あまいも)」と題し
た一文があります。
畠田いわく、「ランキン」は、延享年間(1744〜1748)
に吉安という人がつくり、その後、尼崎藩主・桜井公の
目にとまり、御用菓子となって以降、他国にも聞こえた
「尼崎の銘菓」となった―とのこと。そもそもはオラン
ダから伝わったものだそうですが、日本人の好みにあう
ように形も味も改良されたそうです。ちなみに畠田は、
「ランキン」について「名の起りは蘭菓子(ランケーキ)
から始まったのだときく」としていますが、定かではあ
りません。


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