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大島荘に関する参考文献/「最近のおすすめ本コーナー」より

by ブログ管理者

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古代から中世にかけて、現在の尼崎市域には多くの荘園がありました。大島荘(大島雀部庄、おおしまささべのしょう)は、そういった荘園のひとつです。元は保元の乱に破れた左大臣藤原頼長の所領であり、のち変遷を経て村上源氏の一統である久我(こが)家の荘園となりました。この荘園から、近世の今北・西大島・東大島といった村々が生まれました。
荘園のなかには、比較的史料が多く研究も豊富な東大寺領猪名荘・長洲荘のような例もありますが、これはむしろ例外で、多くの荘園は断片的な情報しか得られません。
そうしたなか、久我家領大島荘について1章をあて、比較的くわしく解説した参考文献をご紹介します。
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岡野友彦著『中世久我家と久我家領荘園』続群書類従完成会、平成14年

筆者の岡野友彦氏は皇學館大学文学部教授。中世史がご専門で荘園研究を続けておられる研究者です。このご著書においては、大島荘などの例を通じて、久我家の荘園領有の歴史的性格について考証しています。
同書は史料館閲覧室の「おすすめ本」コーナーにありますので、関心のある方は一度手にとってみてください。


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