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「分限(ぶげん)」のなかの女性たち〜尼崎藩家臣団データベース“分限”より〜(その2)

by ブログ管理者

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奥で働く女性たちは、トップの「御年寄」で「十両、男三
人ふち(1人扶持=1日5合として計算すると、年間1石8斗の
支給となります。その3人分)、毎月菜代七匁五歩」、最下
級と考えられる「御末」でも「一両三歩、男一人ふち、さ
い(菜)代三匁」を藩より支給されていました。ざっくり
と1両=1石として換算すれば、彼女たちの給金は、尼崎藩
では、ほぼ中下級の藩士クラスに相当します。

さて、藩主忠栄は、男女あわせて13人の子に恵まれました。
こうしたこともあって、「分限」では、常時勤めている奥
女中に加え、側室となった女性、さらにその子女の乳母・
御守役などの名も数多く確認することができます。

データベース「分限」は、少しずつではありますが、情報を
追加しております。ぜひご利用ください。
なお、「江戸分限帳抜書」については、全文翻刻とともに詳
細な解題を以下に掲載しています。こちらもぜひご覧ください。

義根益美「幕末期尼崎藩「江戸分限帳抜書」」(上)・(下)
(尼崎市立地域研究史料館紀要『地域史研究』第25巻第2・3号、1996)


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