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◇●◇●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.22-2◇●◇●◇

by ブログ管理者

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 さて、昨日予告しましたとおり、本日は高寺秀典氏文
書(尼崎市立地域研究史料館蔵)のうち「御影踊(おか
げおどり)諸入用帳」の内容をご紹介していきます。
武庫村では、おかげ踊りの実施に際しては、振付の師匠
を大坂・西宮などから3人招いています。3人の師匠の滞
在日数は、のべ22日間。少なくとも10日以上は、みっち
りと稽古をつけてもらったようです。
 衣装も揃えたようで、木綿代などが計上されています。
「茜」・「うこん(鬱金)」といったきらびやかな色合
いのものを準備したことがわかります。脇差・烏帽子な
ど小道具類も借用したり、買い整えたりしています。
 お揃いの衣装を着て、三味線・太鼓、鈴の軽やかな音
色とともに繰り広げられた武庫村の人々の踊りは、多く
の目をひいたことでしょう。
 さて、この「おかげ踊り」にかかった費用の総計は、
金、銀、銀札、銭でそれぞれ計上されていますが、金1両
=銀60匁=銭4,000文という公定の相場で換算すると、
おおむね15両弱。相当な額をかけています。他村から寄
せられた祝儀などもありましたが、費用の大部分は武庫
村内で分担して負担したようです。


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