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『尼崎鳥瞰図絵』昭和15年版を入手しました。

by ブログ管理者

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昭和戦前期、尼崎市域の都市化や経済発展を記録するた
め、尼崎商工会議所の前身である尼崎商工共和会から尼
崎地域の鳥瞰図が3度発行されました。
こういった都市域や観光地を鳥瞰図であらわす絵図は、
当時「初三郎図」と呼ばれました。この図法を考案し、
日本全国を描いた吉田初三郎の名をとったもので、各地
で印刷発行され大人気を博しました。
尼崎の鳥瞰図の作者は初三郎ではなく、牧喜世蔵という
無名の画家でした。喜世蔵は「牧生騏(せいき)」ある
いは「曄仙(ようせん)」と号し、商工共和会の依頼を
受け、市内を自転車で走り回り取材を重ねて鳥瞰図を描
いたと伝えられます。
鳥瞰図は昭和8年版、10年版、15年版の3種類が作られま
した。このうち、8年版と10年版はすでに史料館で所蔵
しており、8年版は原画も保存しています。15年版は刊
行物の複製コピーのみ所蔵していましたが、このたび原
本を収集することができました。
なお、8年版の鳥瞰図はWeb『図説尼崎の歴史』に掲載し
ているので、こちらもご覧になってください。
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/chronicles/visual/others/gravure02.html


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