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◇●◇●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.25-2(その1)◇●◇●◇

by ブログ管理者

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本日は、氏田一郎氏文書(尼崎市立地域研究史料館寄託)
「武庫川徒渉場村々取替せ証文」についてご紹介します。
西国街道の「髭の渡し(武庫の渡し)」において、公用
交通(幕府・大名の交通)の場合、川越人足は西から東
へは段上・上大市・下大市(いずれも現兵庫県西宮市)
の3か村、東から西へは西昆陽・常松(いずれも現尼崎
市)の2か村が担当していました。
同史料は写しですが、年、差出・宛名は写されていませ
ん。翻刻を掲載している『尼崎市史』第6巻では、冊子の
表紙に「文政13年(1830)11月」とあることから、この年
を比定しています。なお、内容から川の西側に位置する
段上等3か村から、西昆陽・常松2か村に宛てたものと思
われます。
さて、同史料は、武庫川越えをする交通量の増大、それ
とともに膨れあがる村方の負担への対応を決めた証文で
す。内容は多岐にわたりますが、ここでは、内容そのも
の、ではなく、そこから読み取れる武庫川越の風景に着
目してみましょう。


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