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尼崎音頭歌詞/新たに収集した史料より

by ブログ管理者

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このほど「尼崎音頭」の歌詞を掲載したパンプレットを
入手しましたのでご紹介します。
「尼崎音頭」が確認できる資料は、昭和10年(1935)4
月発行の「大尼崎鳥瞰図絵」が最も古く、このパンフレッ
トもそれ以降の製作と考えられます。作詞をしたのは東
本町の野間骨仁で、「大尼崎鳥瞰図絵」の発行も野間の
手によるものでした。1番から4番までの歌詞には、尼崎
に繁栄をもたらしている港や工場、大正15年(1926)12
月に開通した阪神国道ばかりでなく、源義経と静御前の
大物での別れの伝承なども詠み込まれています。ただし、
「鳥瞰図絵」に掲載されている武庫川の四季の美しさを
讃えた5番の歌詞はこのパンフレットでは見ることができ
ません。
パンフレットは芸妓による披露のために作成されたもの
でしょうか、表面には、主催尼崎検番・後援芸妓呼揚料
理業組合とあり、都部市・近松など尼崎芸妓呼揚料理業
組合加盟18業者の名も見えます。往時の花街のはなやか
さをうかがわせる記録といえるでしょう。


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