アーカイブログ | 尼崎市立地域研究史料館








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日本醤油醸造(株)尼崎第二工場絵はがき/新たに収集した史料より

by ブログ管理者

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尼崎の醤油と言えば、特産品の生揚(きあげ)醤油が有名
です。かつては大物をはじめ旧城下各所に醤油蔵が軒を
連ねたと言われますが、こういった伝統的な醤油醸造とは
別の、大量生産タイプの工場も立地していました。
明治40年(1907)に設立された日本醤油醸造は、東京本
社工場に加えて、明治41年に第二工場として向島に尼崎
工場を開設しました。当時の業界大手をしのぐ大規模工
場でしたが、禁止添加物使用や工場の失火などがあり、
明治43年には会社そのものが倒産してしまいます。わず
かな期間しか存続しなかったとは言え、工業化初期の尼
崎に工場を設けた特徴的な企業のひとつです。
同社は尼崎工場開設の翌年(明治42)5月から京阪神地
方の消費者向け販売を開始しているので、"発売記念"と
銘打ったこの絵はがきは、この年に発行されたものではな
いかと考えられます。


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