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◇●◇●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.29-1(その1)◇●◇●◇

by ブログ管理者

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前近代史料を中心にご紹介しながら、尼崎市域のまちの
歴史を振り返りつつ時空を超えたバーチャル「旅」をし
てしまおう!というこの企画。2月に入ってから寒い日
が続いています。温泉が恋しくなりますね。今回は尼崎
からの「旅」ということで、近世のお出かけを見てみま
しょう。氏田一郎氏文書(尼崎市立地域研究史料館架蔵)
から、文化4(1807)年8月11日〜27日の有馬温泉(湯山町)
への入湯に関する記録をご紹介します。氏田家は西昆陽
村(現尼崎市西昆陽など)の庄屋・年寄、神官等を務め
た西昆陽村の有力家です。
史料の表紙から、有馬には17日間の長期間滞在している
ことがわかります。ここから当時の一般的な温泉の利用
方法、湯治(温泉療養)であったことがうかがえます。


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