毎年、６月９日の国際アーカイブズデーに合わせて、国立公
文書館が主催する全国公文書館長会議が開催されています。
今年は６月８日と９日、東京都文京区のベルサール飯田橋
ファーストで開催中です。
初日６月８日のテーマは、「明治150年」の取り組みと、「公
文書館職員の育成と活用」。前者については内閣官房の田中
愛智朗・関連施策推進室次長ほかから話題提供があり、後者
については国立公文書館・加藤丈夫館長及び岡山県立記録資
料館・定兼学館長からの報告ののち、全国から集まった公文
書館長をまじえての意見交換会となりました。
後者の意見交換に際しては、アーカイブズコースを持つ学習
院大学の保坂裕興教授に加えて尼崎市立地域研究史料館から
館長・辻川が討論に加わり、地方文書館の立場から専門職の
職務や人材育成のあり方についてコメントを行ないました。
２日目の９日は、施設見学・記念講演などが予定されています。