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阪神国道自動車株式会社”G.M.C.T30型鉄骨アルモヂユール張高級自動車”/新たに収集した史料より(その1)

by ブログ管理者

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阪神国道(国道2号)を運行するバス会社・阪神国道自
動車で使われた、昭和戦前期のバスの絵はがきを入手
したので、ご紹介します。この絵はがきは車体を製作
した工場が発行元となっており、新車の納車記念に作
られたものと思われます。
バスやトラックといった大型車においては、自動車メー
カーが造ったシャシ(車台)を車体メーカーに送り、ユー
ザーの求めに応じて車体や装備を組み付ける方法がと
られており、それは現在も変わりません。この車はア
メリカのゼネラルモーターズ系トラックメーカーであ
る”GMC”が製作したT30型シャシに、堺の梅鉢工場で
バス車体を架装したものです。
梅鉢工場(梅鉢鉄工所とも)は堺市北部の大和川に近い
場所にあった、明治32年頃創業の鉄道車輌や鉄道用分
岐器等を製作していた工場ですが、持ち前の技術を応
用してバス車体の製作も手がけていたことがわかりま
す。
この車の発注元である阪神国道自動車は、昭和3年
(1928)10月に設立されました。翌年4月に阪神国道
の大阪福島〜神戸滝道間に大型バスの運転を開始し、
昭和7年12月には西大島〜宝塚歌劇場前間の路線を開
設します。
(つづく)


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