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新たに収集した史料のご紹介〜一火流砲術伝書〜(その1)

by ブログ管理者

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史料館で新たに収集した史料のご紹介です。ご紹介する
のは砲術一火流の伝書です。
『国史大辞典』によると、一火流は、泊(とまり)兵部
少輔藤原一火を草創とする砲術の一流派です。一火は天
正年間(1573〜92)に種子島に渡り、銃術を研鑽し、つい
に一派を開いたと伝えられ、また、一火の弟子、岡田助
之丞(三之丞)重勝には門人が多かったとされます。
このたび入手した伝書は寛永15年(1638)10月17日に、そ
の岡田から大内八郎兵衛に宛てられたものです。大内八
郎兵衛がどのような人なのかはよくわからないのですが、
金地の模様が入った豪華な紙で仕立てられた伝書である
ことから、身分が高い、あるいは財力のある人物である
ことが推測されます。
尼崎藩では、戸田・青山両氏の藩主時代には一火流砲術
が伝承されていたことが指摘されているものの、詳細は
よくわからないとされていました(『尼崎市史』第2巻)。


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