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正徳2年(1712)の武庫川洪水と尼崎城下町

by ブログ管理者

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正徳2年の武庫川洪水は、江戸時代、尼崎地域に大きな
被害をもたらした洪水として知られています。史料館
所蔵の田口和正氏文書(常吉村)に、この武庫川洪水
とその復興の状況がわかる史料が残されています。史
料館の古文書自主学習グループ「近世尼崎の古文書を
楽しむ会」のうち、第2・第4日曜日の会のメンバーが、
この文書の解読を進めています。掲載写真は、その田
口和正氏文書のうちの1点、「武庫川堤破損修復につき
訴訟」(田口和正氏文書9-3、尼崎市立地域研究史料館
所蔵)です。
このときは、庄下川筋も被害が大きく、下流にあった
尼崎城も被害を受けました。同史料では、城門が流れ、
城内に水が満ち(「尼崎御城外之惣門流レ、御城内満
水仕」)、またところどころ石垣が破損したことなど、
尼崎城の被害の様子も伝えています。
洪水は、武庫川からの取水口及び用水路にも大きな被
害を与えました。その後復興にあたっては、用水路の
復旧、またはそのための費用捻出などが地域の問題と
して浮上しています。川筋村々ではその解決を目指し、
根気強く訴訟と和解交渉に取り組んでいます。
後日また引き続きご紹介しましょう。


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