アーカイブログ | 尼崎市立地域研究史料館








Ringworld
RingBlog v3.22

<<   >>

干支(えと)の亥(いのしし)にまつわる話題(その1)

by ブログ管理者

DSC_0003.jpg
今年は亥年ですね。そこで、干支の亥(猪、いのしし)
にまつわる話題です。

"いのしし"と聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか?
おいしい猪鍋(ししなべ、ぼたん鍋)。冬場がシーズン
ですね。兵庫県内の、北摂や丹波地域の地場料理として
有名です。
おいしいばかりでなく、迷惑な猪の話題も。六甲山から
神戸や芦屋の市街地などに出没する猪は、ときどき人を
襲うこともあるようです。各地の農村で、畑を荒らす獣
害も深刻ですね。
猪突猛進(ちょとつもうしん)という熟語があるように、
ともすれば突進する猪の性質から、がむしゃらに攻撃す
るばかりの武士のことを「猪武者(いのししむしゃ)」
と言います。平家物語には、源氏が渡辺(現大阪市)と
神崎(現尼崎市)から四国の屋島に船を進める際、梶原
景時(かじわらのかげとき)が「攻撃ばかりを考えるの
は猪武者と言ってよくありません」と源義経をいさめる
場面があります。義経は聞き入れず、こういうことが積
み重なって、義経は景時ら東国の武将たちと対立するよ
うになり、ひいては兄である頼朝とも不和となったとも
言います。


<< >>