アーカイブログ | 尼崎市立地域研究史料館








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■大物浦(だいもつのうら)と絵画作品(1)(その2)

by ブログ管理者

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【あらすじ】
平家滅亡後、源義経は、兄・頼朝から追われ、西国へ逃
れるため大物浦へ到着します。大物まで弁慶と従者たち、
そして義経の愛妾、静も同道していましたが、静とは別
れることになりました。静は惜別の舞を舞います。
その後義経一行は出航するものの、突然、暴風に見舞わ
れます。海上に、壇ノ浦で滅亡した平家一門の亡霊が姿
を現しました。
特に平氏方の総大将だった平知盛(とももり)の怨霊の
恨みは深く、船を沈めようと薙刀を振りかざし、襲いか
かります。
弁慶は、数珠をもみ、必死に五大明王(ごだいみょうお
う)に祈祷しました。祈りの力によって、明け方には怨
霊は調伏されて消えていきます。
このように、「船弁慶」では物語の整合性を保つため、
源義経と静との別れを惜しんだ場所を大物としています
(史実とは異なります)。これにちなみ、江戸時代の名
所旧跡を記した『摂津名所図会』では、二人の別れの地
として大物社(現在の大物主神社)を紹介しています。
次回より、絵画作品をご紹介します。


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