アーカイブログ | 尼崎市立地域研究史料館








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新着論文紹介−残念さん研究

by ブログ管理者

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岡本真生(まい)
「『残念さん』信仰−幕末維新期に発生した流行神をめぐって−」
京都民俗学会会誌『京都民俗』第36号(平成30年11月)掲載

残念さんというのは、幕末の禁門の変(元治元年、1864)
の際に京都から敗走し、尼崎で捕らえられ「残念」と言っ
て自害したと伝えられる長州藩の山本文之助鑑光(かね
みつ)のこと、あるいはこの人物を祀る墓所(尼崎市杭
瀬所在の墓地内)を指して言います。
祀られた当時から、願掛けの流行神として信仰の対象に
なり、いまもこの墓所に詣でる人の姿が見られます。
幕末期に非業の死を遂げた志士を祭る残念さん信仰は、
尼崎市以外に奈良県の東吉野村や広島県の廿日市市など
でも見られます。岡本さんの研究は、こういった各地の
事例を比較しながら、人々がなぜ残念さんを信仰し、流
行神となったのかを考察しています。

残念さんについては、尼崎城の2階、バナー展示でも紹
介しています。どうぞ御覧になってくださいね。


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