『摂津名所図会』尼崎市域関係場面解読版
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『摂津名所図会』は、寛政年間(18世紀の終わり頃)に刊行された、摂津国の名所案内です。名所旧跡について解説を加え、その場所にちなんだ和歌なども紹介されており、刊行当時は大きな人気を呼びました。
尼崎市域では、猪名寺・久々知・神崎・尼崎城下や武庫川などの場面が挿し絵付きで掲載されており、近世尼崎の風景を知るうえで有益な文献としてよく利用されています。
ただし、この冊子の挿し絵ページは文字がくずし字で書かれており、なにが書かれているのかというご質問をときどきいただきます。そこで史料館では、尼崎市域関係場面の挿し絵ページについて解読版を作成しています。
閲覧室に、同書の復刻版とともに備えていますので、どうぞご利用ください。
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