寄託史料のご紹介-「御城内町人出入札」-(その1)(3)
by ブログ管理者
念のため、『尼崎市史』掲載の町方からの願書等を確認
すると、宛先は「郡代」となっています。城下町尼崎に
ついては、忠喬の入部直後を除いて町奉行が置かれず、
郡代の支配管轄であったと考えられます。
もうひとつについては、また明日、ご紹介します。
【参考文献】
『尼崎市史』第5巻・第6巻
岸添和義「尼崎藩の大庄屋制度について」
(『地域史研究』101号、2006年)
衛藤彩子「尼崎城御門通札の変遷と城内通行−岡本家大庄
屋日記の事例から−」(西宮市立郷土資料館『研究報告』第十集、2013)
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