ボランティア日和(びより)
by ブログ管理者
史料館には毎日のように、多くのボランティアのみなさん
が来館されます。令和2年(2020)1月12日(日曜日)も、
そんなボランティア日和の一日でした。
午前中は、毎週通って来られる市役所OBの藤井さんが、
写真史料データベース作業を進めてくださいました。
またこの日は、尼崎の歴史を学びながら、旧城下一帯で
清掃活動を続ける"護美奉行"グループの活動日。作業後、
史料館にある一番古い古文書を見たいと来館されまし
た。スタッフが解説しながら見ていただいているのは、
史料館寄託の寺岡得夫氏文書のうち、永正16年(1519)
「細川高国奉行人斎藤貞船奉書」など4点を軸装したも
の。三好長慶や石田三成、増田長盛(ましたながもり)
といった、戦国史好きの方にはおなじみの武将たちが、
現尼崎市域の浜田村や東大島村に発給した、軍事行動や
年貢・農業水利などに関する文書からなっています。
午後にはまた別のボランティアさんが来館。史料館の仕
事は多くの、ボランティアの皆さんとの交流と協力に支
えられています。
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