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阪神・淡路大震災―その後の史料館―

by ブログ管理者

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大規模自然災害から民間所在の歴史資料の救出・保全を
行うボランティア団体、歴史資料ネットワーク(通称・史料
ネット)。現在、こうした災害時に被災資料を救う「史料ネット・
資料ネット」の輪は、全国各地に広がっています。
このはじまりに、史料館も深く関わっていました。
平成7年(1995)2月4日、史料館で日本史学の学会関係者
が、歴史資料救出のにかかる協議のための会合をもちま
す(1枚目)。これが、史料ネット立ち上げの契機となり、
2月13日には史料ネット事務局が史料館内に開設されまし
た(2枚目)。
2月11日には、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会
(略称全史料協)の関係者による、被災資料保全について
の実務協議が行われています。阪急電鉄・西宮市郷土資料
館、大阪府公文書館、黒川古文化研究所、神戸大学、虎屋文
庫、国文学研究資料館等の関係者が集いました(3枚目)。
その後、4月1日に文化庁が組織した「阪神・淡路大震災被
災文化財等救援委員会現地本部」が神戸市西区の神戸芸術
工科大学から史料館内に移設(4枚目)されるなど、史料館
は被災地の被災史料保全活動のなかで中心的役割を果たし
ました。


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