◆○◆○「あの頃の尼崎」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.40○◆○◆○
by ブログ管理者
古写真や絵はがきなど、史料館が架蔵している近現代
のビジュアル史料を紹介するシリーズ「あの頃の尼崎」。
新型コロナウィルスの予防として、日々丁寧な手洗いを
心がけるようになりましたが、そうした状況下で目にと
まったのがこの写真。昭和30年(1955)7月5日付けの
『市報あまがさき』に、赤痢(せきり)の予防対策の記事
とともに掲載されたもので、手洗い場で手を洗う子ども
たちの様子を写しています。
当時の市報記事によると、赤痢は昭和20年(1945)、
全国で9万6,000人が罹患、その後治療薬としてのズ
ルファミン剤の普及によって同23年には1万4,000人
に患者数は減少しましたが、翌年よりまた患者数は増
加、ピークの同27年には11万1,000人にのぼったと
のことです。
予防対策として、トイレの前後、食事前、帰宅時などの
手洗い・うがいの習慣づけなどが記されています。
※※※新型コロナウイルス対策について※※※
現在、新型コロナウイルスに関して、尼崎市でも相談窓
口を設けているほか、日々関連情報を発信しています。
どうぞご参照ください。
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/kenko/kansensyo/1019876.html
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