コレラの大流行とその対策(3)〜公文書を紐解く(2)〜(その2)
by ブログ管理者
ほかにも、コレラが蔓延していた当時の町役場で
の対応なども見てとることができます。
コレラ発生にあたっては、尼崎町役場の職員が交
替で患者の家に昼夜交替で消毒に行き、睡眠時間
を充分にとることができていなかったこと、病気
の対応とともに役場の日常業務にも引き続き従事
していたといった、当時の町役場の状況なども報
告されている、という役場の状況も議会で報告さ
れています。
『尼崎市史』第3巻で述べられた「コレラの大流行」
は、分量は2頁ほどですが、その記事執筆の根拠と
して、様々な史料、公文書が利用されたことがわか
ります。
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