【1946年6月20日】図書館業務再開日/
by ブログ管理者
終戦の翌年にあたる1946年(昭和21)6月20日に、尼崎市立図書館が
業務を再開しました。
一昨日で業務再開から74年が経ったことになります。
市立図書館の設置は1916年(大正5)4月の市制施行を記念して決定さ
れました。尼崎の大地主・秋岡亀太郎から図書館用に寄付された宮町
の邸宅を改築し、1920年(大正9)1月7日に市立通俗図書館という名称
で開館します。翌年4月1日、市立図書館と改称し、1928年(昭和3)2月
17日には旧城郭内松の丸(現南城内)の新館に移転しました。
終戦間近の1945年(昭和20)、建物疎開により書庫のみを残し事務室・
閲覧室を撤去して休館していました。しかし、1年後の6月20日、城内国
民学校の教室を仮使用して業務を再開しました。
写真は、昭和10年代の城内国民学校をうつしたものです。
この一角で業務が再開されたのです。
こうした尼崎市立図書館の歴史は、"apedia"の「尼崎市立図書館」の項
目のほか、以下の図書館の公式サイトでもまとめてあり、ご覧いただく
ことができます。
https://www.amagasaki-library.jp/tosho/html/library.html#rekisi
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