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新着史料のご紹介〜「武衛流火術躰用之巻」〜

by ブログ管理者

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武衛流(ぶえいりゅう)は、元禄期に武衛市郎左衛門義
樹が創始した砲術です。新着史料は、その武衛流砲術の
相伝書です。
尼崎藩主家であった桜井松平家に、享保9年(1724)、大和
郡山より奥山儀太夫が砲術(武衛流)の指南として迎えら
れました。桜井松平家の砲術指南は、荻野流なども含め6
代にわたって7人が勤めていることがわかります(『尼崎市
史』第二巻)。
砲術指南によって、藩主の上覧に供するための銃砲の射撃
と花火の打ち上げが行われるようになりました。主に武庫
川沿岸で実施される砲術稽古は、当時尼崎の「花火」とし
て有名になり、天明元年(1781)の記録には、当時よりすで
に14〜5万もの人が訪れたという噂が立っています。数には
誇張があると思いますが、多くの人で賑わっていたようで
すね。
本史料には、色とりどりの花火の様子が図示されています。
約240年前の尼崎の夜空を彩ったのは、こうした花火だった
のでしょうか。想像が膨らみます。


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