京都大学大学文書館見学
by ブログ管理者
令和2年(2020)9月25日、京都大学大学文書館に伺い
ました。
京都大学大学文書館は、公文書管理法に基づく特定歴史
公文書など京都大学の歴史に係る各種資料の収集・整理・
保存・閲覧・調査研究等を行うことを目的として、平成
12年に設置されました。本格的な大学文書館としては国
内最初の組織であり、大変充実した取り組みをされてい
ます。
同文書館の西山伸教授に施設を案内していただき、収集
の仕組みや選別基準、電子化、ウェブ上での公開などに
ついて、丁寧に説明していただきました。
費用の問題等一朝一夕では解決しない課題があるため、
現在の尼崎市ですぐに真似できることは限られています
が、これからの公文書管理について考える上で大変貴重
な機会になりました。
国立公文書館による認証アーキビスト制度が始動したこ
とや、さまざまな社会問題が発生したことから、近年で
は公文書の管理について取り上げられることが多くなっ
ています。
尼崎市でも、公文書管理の見直しに向けた検討を進めて
おり、他自治体や大学・民間等の取り組みを参考にしな
がら、よりよき仕組み作りができればと考えています。
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