EXPO'70 あましんのマッチラベル
by ブログ管理者
先日、新着史料として昭和戦前期のダンスホールなどの
宣伝用マッチラベルをご紹介しました。
今回は、昭和45年(1970)に吹田市の千里丘陵で開催さ
れた日本万国博覧会EXPO'70の際作られたマッチラベル
のご紹介です。
万博に協賛した多くの企業がマッチを作り配ったらしく、
今回尼崎信用金庫をはじめ多様な業種の企業のラベルと、
万博チケットの封筒を入手しました。
絵柄やデザインから、時代の雰囲気が伝わってきます。
この後、安価な使い捨てライターが普及し、こういったマッ
チが作られることは少なくなっていきました。
今日では公共の場での喫煙が厳しく制限されるようにな
り、マッチに接する機会がさらに減りましたから、こういう
ラベルを目にすることもあまりありません。
いろいろな意味で、時代の変化を感じさせる、そんな資料
のひとつですね。
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