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<< ブログ管理者 - 2021年9月の記事 >>

尼崎藩・青山家第2代藩主幸利が登場する小説が刊行されました!(その1)

by ブログ管理者

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尼崎藩主・青山幸利(よしとし)の嘉言善行をまとめた
「青大録」という史料があります。二次史料ですが、ま
とまった藩政史料の無い尼崎藩においては貴重な史料です。

平成の尼崎城再建時、『南部再生』No59誌上で「青大録」
の現代語訳に取り組んだのが、谷口雅美さん。
「尼ノ物書キ組」
https://www.amanokuni.jp/amanomonokakigumi.html
にも所属する尼崎市在住の小説家さんです。

谷口さんは、『南部再生』後2年をかけて幸利が登場する
『殿、恐れながらブラックでござる』を書き下ろしました。
谷口さんはじめての長編小説であり、はじめての時代小説、
とのことです。谷口さんの持ち味ともいえるライトかつポッ
プな文章は読みやすく、想像力を遺憾なく発揮されたフィク
ション部分もおおいに楽しめます。

しかしながら、執筆の舞台裏では、たとえば当館紀要『地域
史研究』第119号掲載の宮本裕次氏論文などをはじめとする
近年の研究成果をふまえ、また史料「青大録」を読み込む
丁寧な調査を行われていました。そうした谷口さんの調査
の成果として、「青大録」のエピソードが小説のあちこち
に散りばめられていています。

(つづく)


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