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音声展示のご紹介

by ブログ管理者

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歴史博物館では、映像展示のほかに音声展示もしています。
ガイダンス室では、尼崎にゆかりのある歌を再生しています。
開館作業は職員が当番制でおこなっているのですが、ガイダ
ンス室開室作業の時に最初に流れるのが、梶光夫さんの「俺
はやるんだこの街で」です。
当番の度に耳にするので覚えてしまいました。
(演歌好きのため、最近は気づいたら作業しながら一緒に口
ずさんでます)
「俺はやるんだこの街で」は、尼崎市内の工場で働く青年が
作詞したもので、昭和40年(1965)に尼崎市が制作したレコ
ードのA面として収録されました。
「若い瞳に飛び散る火花 うねるクレーンのたくましさ」
青年の描く若さと希望に満ちた歌詞は、鉄の街として元気だ
った高度成長期の尼崎の雰囲気をよく表現しています。
大気汚染などが深刻化していく時代の、光の部分を見事に切
り取った歌です。
ちなみに、B面はなんと、デビューして間もない17歳の都はる
みさんが歌う「ど根性節」です。
こちらもこぶしがきいた尼崎愛あふれる素敵な一曲です。
ご来館の際はガイダンス室にも是非お立ち寄り下さい。


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