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明治時代の盗難届け/新規公開文書目録より

by ブログ管理者

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高河原助右衛門氏文書(3)/西宮警察署守部分署宛盗難届け控え(明治18年)
新規公開文書目録から、守部村(現南武庫之荘8丁目)の旧家・高河原助右衛門家の文書をご紹介します。
同家で保管されていた古文書・近現代文書は、3回にわたって史料館に寄託されています。今回新たに整理・公開したのは、このうちの3群目です。阪神・淡路大震災により損壊した蔵のなかから見つかり、搬出・整理したものです。合計130点の文書群は、主として近代の土地・農業関係史料や証文類、家政に関する文書、近世・近代の書籍・教科書などから構成されています。
このなかに、明治期の盗難届けの控え4点が含まれていました。写真はそのうちの1点で、明治18年(1885)10月6日に高河原家当主から西宮警察署守部分署宛に提出された控えです。土蔵がこじ開けられ、餅・そら豆・桶、計1円50銭相当が盗まれたことが記されています。
これ以外の届けでも、納屋や土蔵が破られ、肥料となる干鰯や荷車の心棒、布団といったさまざまなものが盗難にあったことが記されています。この当時、窃盗被害が決してめずらしいものではなかったことがうかがわれます。


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