立花楼の絵はがき/新着史料より
by ブログ管理者
かつて尼崎城下の市庭町にあった料理旅館、立花楼の絵はがき
が寄贈されたので、ご紹介します。
明治27年(1894)創業の立花楼は「尼崎第一の旅館兼料理業」
(『尼崎市現勢史』)と言われ、今回ご紹介する絵はがきに
写真が掲載されている西洋料理食堂が売り物のひとつでした。
大正10年(1921)8月に暑中見舞いとして出された宛先は、当
時の尼崎市長である櫻井忠剛(ただかた)です。
表面も裏面も、この時代の尼崎の歴史を物語る貴重な絵はがき
と言えますね。
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