阪神電鉄尼崎難波住宅地案内/新着史料より
by ブログ管理者
阪神電鉄が昭和初期に開発した土地区画の販売案内を入
手したので、ご紹介します。
阪神国道(現国道2号)と尼崎第二尋常小学校(現難波小
学校)の間の区画で、阪神国道開通にあわせて大正末から
昭和初期にかけて実施された区画整理の対象地にあたり
ます。この当時、阪神や阪急といった電鉄会社が、駅周
辺や国道沿いなどに、こういった宅地分譲を進めていま
した。「難波住宅地」とありますが、国道沿いなので、
商業地としての性格も有するエリアです。
図面と坪数単価表を見ると、すでに3区画が売約済みとなっ
ています。交番も描かれており、いまも同じ場所に尼崎南
警察署の昭和通交番があります。
#尼崎市立歴史博物館 #あまがさきアーカイブズ
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