昭和50年（1975）開店の灘神戸生協（現コープこうべ）立花店は、
その建設にあたり、北側に立地する保育所運動場の日照の問題を
めぐって市及び地元との協議が行われました。その結果、当初計画
に対して店舗建物の一部減築、保育所の増改築による運動場確保
などの措置がとられることになります。

加えて、反対派住民による工事阻止の座り込みが行われ、こちら
は裁判所への仮処分申請、審尋を経て和解に至っています。以上の
ような経緯を経て、昭和50年9月の立花店開店が実現しました。

都市部ならではの、大規模店舗建設にともなう地元調整の事例と
言えます。これについて調べたいというレファレンス事例があり
ましたので、国立国会図書館レファレンス協同データベースに登
録しました。どうぞご覧ください。
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000308139