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疫病流行を予言する人獣「クタベ」と尼崎藩主・松平忠誨(ただのり)(その1)

by ブログ管理者

文政10年(1827)頃、「クタベ」という不思議な生き物
が人々の噂になりました。「クタベ」は顔が人、体が獣
という姿。疫病流行の予言とともに、「自身の姿を見れ
ば疫病の難を逃れる」とし、また「私を見ることができ
な人々のため、クタベの絵を描いて知らせなさい」と遭
遇した人に告げたといいます。
新型コロナウィルスの流行当初に注目された妖怪に「ア
マビエ」がいますが、この「クタベ」も同じく話題とな
りましたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

それでは、この「クタベ」と尼崎藩主・松平忠誨ははど
のような関わりがあるのでしょうか。

富山県[立山博物館]の令和元年特別企画展図録『立山
ふしぎ大発見!?』に、文政10年(1827)松平遠江守(時
期から忠誨と考えられる)が「クタベ」の絵を写し取っ
たことが記される史料が掲載されていると、富山県の滑
川市立博物館学芸員・近藤浩二氏よりご教示いただきま
した。


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