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尼崎生まれの施盤工が見た、昭和28年(1953)8月6日の原爆ドーム

by ブログ管理者

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昭和28年8月6日、2年ほど前に買った、当時高価
だったボックス型カメラ、リコーフレックスを手
に原爆ドームの前に立ったのは、村井邦夫さん。

軍隊生活をはさみ、戦前・戦後は中島製作所杭瀬
工場で勤務しますが、しばらくして腕の立つ施盤
工として、工場を渡り歩くことになります。職場
が変わるたびに給料があがっていったそうです。
趣味だった写真で、尼崎市域の労働運動、また競
艇場や貴布禰神社だんじりの様子など、戦後の社
会、人々のすがたを撮り続けました。そのコレク
ションは、1997年に旧尼崎市立地域研究史料館に
寄贈いただいており、現在尼崎市立歴史博物館あ
まがさきアーカイブズで保存しています。
その村井邦夫氏コレクションの中に、昭和28年
(1953)の広島の平和記念式典と、原爆ドームの
姿がおさめられています。
当時の人々が戦没者を悼み、平和への祈りを捧げ
る姿を、村井さんは熱心に撮影しています。

村井邦夫氏寄贈写真コレクションは、写真プリン
ト等、閲覧可能です。ぜひご覧下さい。

【参考文献】『地域史研究』27-3(1998)
グラビアと解説「1950年代半ばの風景・世相-村井
邦夫氏寄贈写真より-」


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