「公害」から「環境」へ、8月30日のふたつの出来事〜apedia「今日は何の日」より〜(その1)
by ブログ管理者
8月30日は、尼崎市で公害問題・環境問題に関わる重要
な出来事がふたつ起こっています。
(1)46年前、昭和51(1976)の今日、国道43号線道
路公害裁判原告団が、同訴訟を神戸地方裁判所に提訴
しました。
同訴訟は、尼崎・西宮・芦屋・神戸市の国道43号と阪
神高速大阪西宮線の沿道住民が、国と阪神高速道路公
団に対して、騒音・排ガスが一定値以下になるまでの
道路供用差し止めと、過去から将来までの損害賠償を
求めて提訴した訴訟です。昭和47年(1972)の43号線
公害対策尼崎連合会による長期すわりこみ闘争の延長
線上にある訴訟でした。高裁、最高裁まで争われた同
訴訟は、平成7年(1995)7月7月に最高裁が高裁の判決
(車道端からの距離に関係なく損害賠償を認める)を
確定しています。
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