82年前の今日(9月11日)、尼崎市は大庄村・立花村・武庫村に対して正式に合併を申し入れました。
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昭和15年(1940)の今日、尼崎市は尼崎市会市村
合併調査特別委員会を開催し、同日大庄村・立花
村・武庫村に対して正式に合併を申し入れました。
同じころ、大庄・武庫両村と対岸の瓦木・鳴尾両
村とが合併して新市をつくる「武庫川市構想」が
生まれていました(実現しなかった)。また、尼
崎市から合併申し入れを受けた当時、工業の発展
により財政力も充実していた大庄村では、村内部
に合併反対論もあり、合併はすぐに進展しません
でした。
事態が動いたのは、翌年の昭和16年1月の大庄村長
選挙でした。候補者の獲得票数が同票だったため、
5月に抽選が行われ、その結果就任したのは、合併
賛成派の平瀬巖若村長。太平洋戦争勃発直後の12月
10日、市会・各村会ともいっせいに合併議決し、翌
17年2月11日に合併が実現しました。
写真は、昭和47年(1972)に開催された、尼崎市・
大庄・立花・武庫村合併30周年式典の様子です。
[[参考]]
Web版尼崎地域史事典"apedia"の以下の項目
◆大庄・立花・武庫村の合併
◆武庫川市構想
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/apedia/
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