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かつて尼崎市内で生産されていた電気自動車のリーフレット/新たに収集した史料より(その2)

by ブログ管理者

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(つづき)
昭和12年、改良型のSKS型電気バスが完成。名古屋・大
阪・川崎などの事業者に採用され、遠く台北でも活躍しま
した。リーフレットの裏表紙には名古屋市営バス、台北市
営バスの写真が掲載されています。
このリーフレットは解説文のなかで、内燃機関を使った自
動車に比べて運転が容易で、維持修理が簡単安価であ
ることなど、電気自動車の優位性をアピールしています。
また、最高速度や1回の充電で走行可能な距離、バッテリ
ーの積み替え方、SKS型乗合用電気自動車と中島小型貨
物電気自動車の構造概要と仕様諸元などが記載されてい
ます。

この電気バス、尼崎市内で造られていたというだけでなく、
尼崎市役所とも縁があります。尼崎市バスは運行を開始
する昭和23年に中島SKS3型3輌を購入し、その後増備
され翌24年には11輌の中島製電気バスが市内を走り回り、
"亀の子バス"の愛称で親しまれていました。
ずんぐりとした車体の形が、この愛称にぴたりという感じで
すね。


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