作家・寺内邦夫さんによる阪本宣道氏追悼記が冊子になりました。
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阪本宣道(のぶみち)氏とは、元尼崎市長・元兵庫県知事の阪本勝(まさる)氏の次男で、戦時中に海軍特攻隊に志願し、人間魚雷"回天"の訓練中に事故死した人物です。
関西学院中学部で宣道氏と同窓であった作家の寺内邦夫さんは、宣道氏のことを惜しんでその足跡や事故死の背景を調べ、「人間魚雷・回天と阪本宣道君のこと」と題して史料館紀要『地域史研究』第111号・第112号にご寄稿くださいました。
今回の冊子は、この史料館紀要に分載した文章をひとつにまとめ、さらに宣道氏の親族・知人による追悼文を加えたものです。
私家版の小冊子ですが、尼崎に生きた人々と戦争の関わりを描く貴重な記録です。
寺内邦夫編 回天・阪本宣道君の会発行『人間魚雷・回天と阪本宣道君のこと』
平成25年1月 B5判67ページ
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