昭和戦前期のマッチラベルを入手しました。
by ブログ管理者
毎度有難う「カフヱー日輪」
現在の開明町1丁目にありました。
店から東すぐの庄下川にかかる開明橋のイラストがあし
らわれています。
縣立病院前「カフエーチグサ」
魔法使いの壺?から女性が飛び出すという不思議なイラ
ストです。昭和戦前期に県立病院があったのは、庄下川
東岸、現在市立中央図書館と城址公園がある場所です。
当時の城内は、現在国道43号になっている本町通を中心
に商店が建ち並び、開明橋東詰には芝居小屋があって多
くの人で賑わいました。
尼ヶ崎庄下 マルコシ
業種は不明ですが、振り返る女性のイラストから、
カフェーと思われます。
○万タクシー
闇夜の六甲山を背景に疾走するタクシーのイラストです。
阪神尼崎駅前で「丸万自動車部」として営業していた運
送事業者のタクシー部門です(昭和8年の電話帳による)。
このマッチラベルがどういう経緯でコレクションされたの
か不明ですが、当時のカフェーは深夜営業があたりまえで
したから、終電を逃した客がタクシーで帰ることがあった
と考えられます。4点のラベルの共通項から、そんなことを
考えてみるのも楽しいですね。
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