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こんな本が出ました/『村落からみた市街地形成 人と土地・水の関係史 尼崎1925〜73年』(その2)

by ブログ管理者

(つづき)
本書は、「村落の人びとはどのように市街地を作りだした
のか。高度成長期までの人びとの土地所有と労働、水利
用と維持管理について、土地区画整理と集落や自治体
の業務と法に注目し解明」する研究書とのこと。
JR立花駅周辺、及び浜田地区で実施された土地区画整
理の分析では、現在目にすることのできる街区の形成が
紹介され、また近現代の「日記」を中心とした分析では、
1930〜60年代ごろの尼崎市域に暮らす人々の生活(農
作業についての記述が興味深い!)がリアルに紹介され
ています。
当時の尼崎を知る人も知らない人も、多くの「発見」が得
られる一冊だと思います。

ちなみに、本書の「あとがき」には、史料館での調査の経
緯や思いが縷々つづられ(なんと5ページのうち3ページ
分が史料館での「思い出」です)、あたかも史料館の「施
設紹介文」のよう…。拝読して驚きました。
今後も史料館をどんどんご利用いただき、さらなる研究
の進展を願うばかりです!
http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2360


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