◇●◇●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.6-1(その2)◇●◇●◇
by ブログ管理者
明和7年(1770)の春、ちょうど桜の盛りの頃に、灘(「み
ぬめの浦のあたり」とあり、現在の神戸市灘区岩屋付近と
考えられます)の酒造を営む友人宅を訪れる道すがら、友
達と詠んだ歌を一冊にまとめたのがこの「西摂吟行」です。
大坂と灘まで、当時としても「旅」というよりはちょっと
したお出かけに近いですが、なかなかの珍道中。
明日は、彼らが尼崎市域を通ったあたりを中心に、少し内
容をご紹介したいと思います。
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