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◇●◇●◇「バーチャル歴旅」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.6-2(その2)◇●◇●◇

by ブログ管理者

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降り続く雨に文句を言いながらも(狂歌に詠み込まれています)
しばらく歩いていると、武庫川が見えてきます。
「遙に武庫川の堤つらを見れはおしろいをぬるかとまかふは
かりの花の白妙」(はるかにみえる武庫川の堤防は、白粉を
塗っているのではと見間違えてしまうばかり、一面に白い花
〔桜〕におおわれている)桜の花盛りである、美しい武庫川
の土手の光景に感動し、ここで一句。
「川の名のむこの花とてさかりをは/よめならなくに遠目から見る」
(川の名からすれば、「お婿〔武庫〕さんの花」の盛りかぁ。
お嫁さんではないのだなぁ…〔じゃあ〕遠目から見る〔ので
いいや〕、といったような感じでしょうか?)
さらに渡し船で武庫川をわたる際にも、一句。
「五々まてのはなしとならんさくら狩/廿五文てわたるむこ川」
(この桜狩りはいつまで語り継がれる話になるのだろうなぁ。
〔五五/5×5〕廿五文で武庫川を渡っているよ。)
こうした「戯れ歌」を詠みながら、楽しみながらの道中であ
ることが伝わってきます。
そしてなにより、阪神間のなじみのある地名がたくさん詠み込
まれています。まだまだ続く珍道中。続きはぜひ史料館でご
覧ください!


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