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○◆○◆○「あの頃の尼崎」〜史料館架蔵史料の紹介〜vol.7−2○◆○◆○

by ブログ管理者

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直場商店引札
尼崎は江戸時代、漁業がたいへん盛んな地域でした。尼
崎浦の鳥貝、神崎川・庄下川の蜆は名産として知られて
いました。
明治20年代の記録では、上記のほか、イカ、ハモ、バイ
貝、ボラ、チヌ、カニ、タイ、タチウオ、クルマエビ、
ハマグリ、アケミ貝などが漁獲された水産物としてあげ
られています。
こうした地元の漁業とともに重要であったのが、西国・
瀬戸内の各地から入荷する漁獲物を取り扱う魚市場でし
た。
魚市場は、宝暦8年(1758)、中在家町大浜筋4丁目(浜5丁
目)に移転新設され、明治にいたります。碇屋、手平屋、
天野屋、直場屋(ねばや)といった、多くの魚問屋さん
の屋号が記録に残っています。明治初年頃には魚市場も
盛況だったようですが、同8年(1875)ごろより衰退の徴
候を示すようになり、10年代には急速に業績が低下して
いきます。
(つづく)


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